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My Digital Memory

By M. Hashimoto

玉川上水

多摩地区は、東京といっても都心と比べて緑も多く、自然が残されています。わが家の近くを流れる玉川上水は、川の両側が緑で覆われた遊歩道となっており、復活された水流とともに人気のウォーキング・スポットとして多くの人が行き交っています。これまでに撮った玉川上水を載せてみました。

新緑の頃の玉川上水はとてもさわやかで、歩く人の姿も多くなります。
小平市内から立川市方向へ歩くと、西武拝島線玉川上水駅の手前でいったん途切れています。かつては水の流れを止めていた玉川上水は、浄水場の水を流すことで流れを復活させましたが、この岩場が水流の始まり。流れ出ている水は、処理した水なので生臭いうえに暖かく、冬はうっすらと湯気が上がっています。
新緑の季節の水面は樹木のトンネルを映し出し、水面が緑に染まります。
羽村市にある玉川上水の取水口。ここから江戸の町まで水路は続いていました。写真の堰の向川から水を取り入れ、流しています。(上)下は取り入れ口を内側から見たところ。正面奥にあるのが取り入れ口。
轟々と流れる取水口付近の流れ。
取水口のやや下流にある第三水門。ここから多摩湖まで水が送られているそうです。
春には水路の横で桜がほころびます。冬には葉が落ちて明るい散歩道に、そして夏には涼しい木陰をつくってくれます。(下)