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By M. Hashimoto


品川宿(東京都)

2025.10


江戸を出発した最初の宿場が品川です。現在も旧東海道沿いに商店街として雰囲気は残っていますが、目玉となるような見所が無く、イメージをつかみづらくなっています。古くから続くお寺や神社が数多く残っているのですが、京急線の北品川駅から4駅ぐらいの間に点在しているため、見て回るのに少し時間がかかります

品川駅の手前に高輪大木戸の跡と泉岳寺があります。現在は高輪ゲートウェーの開発で影が薄くなっていますが、石垣が残っています。また忠臣蔵で有名な泉岳寺は、外国人観光客が多く、四十七士の墓に線香をあげていました。
京急線の北品川駅から始まる旧東海道は現在、地域住民の利用する商店街となっており、歴史的な雰囲気はあまりありませんが、ところどころに石碑や案内板が立てられ、案内所では観光用地図も配られています。
旧東海道が目黒川を渡る品川橋の近くにあるのが荏原神社で、神輿の海中渡御で有名です。
国道15号沿いにある品川神社には富士塚があり、登ると眼下に京急線やビルの並ぶ町並みを見ることができます。
品川寺(ほんせんじ)には江戸時代に設置された六地蔵の一つがあり、東海道を行く旅人の安全を見守っています。
火事を防ぐことで有名な海雲寺品川寺のすぐ隣です。
鮫洲駅から海側にいったところに品川花海道があります。春に桜をはじめ、季節ごとに花が咲くように整備され、企業や個人が区画ごとに手入れをしているようです。
立会川駅の近くの公園には、附近に土佐藩の藩邸があったこともあり、幕末につくられた浜川砲台のレプリカがあります。坂本龍馬も剣術の修行で江戸に来ていたこともり、龍馬像があります。