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By M. Hashimoto

武蔵村山-1

長円寺(曹洞宗)(2010.1.10)
武蔵村山にある長円寺は16世紀の建立と伝えられる禅寺で、立川から来るバスの終点になっています。寺の裏は狭山丘陵に連なる野山になっており、自然に囲まれた場所にあります。
本堂裏にある観音像。ここには江戸時代にこの地域の地頭であった大内氏の墓があります。
長円寺の西側にある道を入っていくと公園へと続くなだらかな谷があり、左手に滝の入不動の赤い建物が見えてきます(上)。ここは昭和40年代の開山という新しいお寺というか神社というか不思議な宗教施設で、本堂の裏手には無数の石仏やら観音像などが“ごった煮”状態で建てられており(下)、まじめなのか怪しいのかよくわかりません。奥に入ると、水量は少ない者の湧き水がありました。
滝の入不動の前にある野山北・六道山公園への登り道。東屋のむこうにある緑は茶畑です。
滝の入不動から道を戻り、かたくりの湯の手前にある不思議な自転車用トンネルを行くと真言宗のお寺である真福寺があります。境内の入り口には2本のしだれ桜があり、江戸時代創建という山門(上)へ向かう参道はなかなか雰囲気があります。